サンティアゴに行く親友がバルセロナに住んでいた時に訪ね、ガウディのサグラダ・ファミリアやピカソやミロ、ダリの美術館に行って感動したが、私をさらに感動させたのはバルのカウンターにズラッ~と並んだ圧巻のタパス。多種類食べたいので、カナッペをセーブしたのを覚えている。
これはタパスの定番、トーストしたバゲットに赤ピーマンとオイル漬けのまぐろをのせたカナッペ。赤ピーマンは丸ごとオーブンで焼いて皮をむくというひと手間がいるが、独特の甘みと食感が楽しめる。
実はスペインはシーフードをメインとした缶詰の宝庫で、種類の多さは世界でもトップクラス。缶詰LOVERなので、帰国時に鰻の稚魚オイル漬けや貝類の缶詰をどっさり買い込んだものだ。サンティアゴ・デ・コンポステーラがあるガリシア地方は、大西洋に面していることもあり、缶詰の一大産地だ。
オリーブオイルに漬かったキハダマグロ缶は、ブロック状のソリッドタイプで噛み応えもあり、あっさりと上品な味。
彼女にもらった、スペインのオリーブを入れる陶器。ナマコやこのわた、イカ塩辛などを盛ると、それら珍味がなんとなくカワイク見える。
表示価格は、ホームページ掲載時の消費税率による税込価格です。