独特の形がユニークなブレッツェルは、ラテン語の「腕」が語源とか。人が腕組みをしたようにも、ハート形のようにも見えるのが微笑ましい。ドイツではパン屋のシンボルマークにもなっており、彼の地で見かけた時なぜか、「さすが、お菓子の家が出てくる『ヘンゼルとグレーテル』が生まれた国だな」と感じたのを覚えている。
ドイツ式ハム屋さんのガラスケースに並ぶこのパン(ハム屋さんでパンを買うというのがイイ)、目に入ると必ず買ってしまう。なんともいえない香りと風味、ツヤツヤと飴色に輝くクラストはカリッと、しかしクラムはモチモチ食感なのも魅力。水平にカットして、バターをたっぷりとサンドして食べるのが大好き。カジュアルな手土産に喜ばれるのも嬉しい。
ガツンと苦みが利いたクラフトビールのおつまみとしても登場回数が多い。
溢れんばかりにバターをサンドして。
フランス大西洋の塩の花と呼ばれる海塩がプチプチと入った、美味な発酵バター。
この粗塩がまたブレッツェルに合う合う。
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