
スタイリッシュな画風で抒情感(じょじょうかん)のあるショートストーリーを描いてきた、わたせせいぞう。レトロでクラシックな世界にモダンな要素を加えた女性像を描く、マツオヒロミ。画風や表現スタイルは異なるものの、お互いの作品世界に共鳴しリスペクトし合う二人がコラボレーションした、新刊書籍の出版記念展を開催します。本展では、わたせせいぞうがネームを作り、それをもとにマツオヒロミが自身の解釈とアレンジを加えて作画した、共作コミックの新刊所載作品をご覧いただきます。
1945年 兵庫県神戸市生まれ、北九州小倉育ち。早稲田大学法学部卒業後、サラリーマン生活の傍ら漫画制作を始める。1974年「ビッグコミック」の『第13回コミック賞』入賞を機にプロ活動を開始。1983年に連載開始した『ハートカクテル』が大人気となる。大人の恋愛の機微を描いた漫画作品のほか、音楽ジャケットや企業広告、雑誌などのイラストを多数手がけている。東京・白金台、兵庫・武庫之荘、福岡・門司港に常設ギャラリーを開設。画業50周年を迎え、それを記念した出版や展覧会が続いている。
1980年 島根県松江市生まれ。神戸市を拠点に、2010年よりフリーランスのイラストレーターとして活動を開始。2013年 活動拠点を岡山県に移す。明治~大正~昭和のクラシックな世界観で和装や洋装の女性を描き、国内外で高い人気を集めている。主な出版物は、画集『マツオヒロミ作品集 万華鏡の庭」(玄光社)、『エキゾチカ マツオヒロミ作品集 ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK』(翔泳社)、単行本『百貨店ワルツ』『マガジンロンド』(実業之日本社)など。