TOP > おなかいっぱい、シアワセいっぱい > 桜人の仕出し屋さん
桜人の仕出し屋さん
![](/dept/umeichi/imfull/170325/img1.jpg)
<VOL.51>
とうとうこの日がやってきた!
そう、桜狩りの始まりだ。
思えば3月初めに、
桜の開花時期と仕事のスケジュール調整がうまくいくかどうか
ハラハラ・ジレジレのハラ・ジレ状態だったが、
万事うまくいったので、憂いなくウキ・ルン(ウキウキ・ルンルン)気分の今なのだ。
ということで、「桜人の仕出し屋 ともすけ」に変身といこう!
桜の花びらをかたどった小皿に、
走りの筍煮、さっと茹でた菜の花、出汁巻き、お茶目な桜玉、
そしてデザートの和菓子に桜花を添えて。
![](/dept/umeichi/imfull/170325/img2.jpg)
仕出し屋さんといっても、
茶懐石や祝い事の膳など、大仰な仕出しではない。
お花見のスタートアテとシメごはんものなど、ちょこっとしたもの。
他のメンバーも皆、お酒はもちろん、ウンチク系のアテを手に手に参陣するので、
あまりアレコレ提げていくのはマズイ。
宵の頃には、近くのBARに移動して、
桜の花びらを浮かべたギムレットを片手に、
BARカウンターからの桜月夜を楽しむので、
そこそこの量でOKなのである。
![](/dept/umeichi/imfull/170325/img3.jpg)
枡に盛り込んだ、桜ごはん。
カンタンで、風情が出るのが嬉しい一品だ。
枡に盛ったごはんに桜でんぶを散らし、
塩抜きして水気を取った桜花をのせる。
でんぶの甘さと桜花のほのかな塩みが楽しめる、
愛らしい桜ごはんの出来上がり。
チビ桝のごはんには、木の芽をチョン。
![](/dept/umeichi/imfull/170325/img4.jpg)
宴の場には、ちょっとした春の花も添えて。
食用の菜の花、鑑賞用にしてもなかなかいい。
ぷちんと開いた黄色いつぼみが愛らしい。
さあ、桜吹雪の下、桜人になって、桜時を満喫しに行こう!
![today's item](/dept/umeichi/img/article/h3_todays.gif)
![](/dept/umeichi/imfull/170325/todays1.jpg)
菜の花 京都府産 時価 ◎地下1階:野菜売場「米島」
![](/dept/umeichi/imfull/170325/todays2.jpg)
うずら卵入り 小桜(1個)152円 ◎地下1階:かまぼこ売場「大寅」
![](/dept/umeichi/imfull/170325/todays3.jpg)
「石村萬盛堂」鶴乃子(4個入り)410円 ◎地下1階:和菓子売場「全国老舗銘菓撰」
![](/dept/umeichi/imfull/170325/todays4.jpg)
「一休堂」桜の花塩漬(13g)216円 ◎地下1階:デイリーフーズ
![](/dept/umeichi/imfull/170325/todays5.jpg)
「田上食品」さくらでんぶ(25g)216円 ◎地下1階:デイリーフーズ
「おなかいっぱい、シアワセいっぱい」
桜人の仕出し屋さん
ページをシェアする
![ライター紹介](/dept/umeichi/sp/img/common/st_writer.jpg)
-
![](/dept/umeichi/sp/img/common/il_kitano.jpg)
おなかいっぱい、シアワセいっぱい 担当
北野 智子
フードディレクター。唎酒師。
食べものとお酒を愛し、1日中食べ続けていたいほど食い意地が張っている。
日本の旬、歳時記、食の歴史・謂れなど食文化に興味が尽きない。
尊敬する人は、江戸時代の風俗・事物の書『守貞漫稿』の著者・喜多川守貞。
ほか愛するものはイタリアの食文化、食の本(蔵書は1000冊以上)、器やキッチンツールほか、雑貨&ステーショナリー(ともに食関連が特に)、旅、世界のBARなど。世界中のお酒を飲んでみたい。